消費エネルギー改善の項目 Consultant_List

ESCO事業として,建物設備について「消費エネルギーの改善」の
ために必要な改善項目のメニューは,下記の通りです。
1, 建物設備の一次側エネルギー供給システム
建物内のDSM(デマンドサイト・マネージメント)システムによる
エネルギー利用効率化を行なうためハード面とソフト面との
改善を行う。
(1) 電気エネルギー
a, 深夜電力の活用による消費電力料金の割安方式を利用するため
に,蓄熱槽設置を行ない空調設備の熱源機を有効的に運転させる。
b, 空調設備の熱源側冷・温水循環ポンプは負荷側空調機に対して
最適な必要送水を行うため,同ポンプにインバータ制御を行い,
節電する。
c, 進相コンデンサの投入又は,遮断制御により電力の力率を85%
以上に保持して電気料金の削減を行う。
d, 照明器を消灯時に系統別の電灯用トランスを停止(遮断)して
トランスの損失分を節電する。
(2) ガスエネルギー
a, 空調設備のガス焚き熱源機(例:吸収式冷温水発生機など)を負
荷側空調機の冷・温水消費熱量に対して,最適な熱源を供給する
ため,熱源機の台数制御を行い,熱源機のガス消費を削減する。
2, 電気設備の二次側エネルギー供給システム
(1) 昼光センサーによる室内・廊下などの照明器発停(入/切)制御を
行い,昼間の明るい時間帯は照明器を消灯して節電制御を行う。
(2) 照明器に組込まれている安定器をインバータ式安定器に交換し,
節電効率を高度化して消費電力の低減を行う。
(3) トイレなどの照明器は,無人状態時に消灯する節電制御を行う。
(4) 昼外灯の点灯タイム・スケジュールを季節対応に改善するため,
ソーラー・スイッチによる点灯タイム制御により節電を行う。
3, 空調設備の二次側エネルギー供給システム
(1) 室内に冷・温風を供給する空調機ファン及び還気ファンにインバ
ータ制御を組込み,室内負荷に対して最適な温度状態を保持し
つつ,節電を行う。
(2) 年間シーズンにおいて,外気冷房が可能(主に中間期)なシーズ
ンは,空調機に外気風量を多く供給して,室内を冷房する。同時
に,空調機冷水供給を中止して熱源機の冷水供給量を削減して
熱源エネルギー消費量を低減させる。
(3) 地下駐車場の給気ファン及び排気ファンについて,駐車場内の
CO濃度を計測し,許容値以下を保持するようにファンをインバ
ータ制御して節電を行う。